今日は登山に熱心な女性お一人を経ヶ峰の北方に延びる尾根上にある「北笠岳」と「嘉嶺の峰」にご案内しました。
ここで一つ提案なんですが、「経ヶ峰」・「嘉嶺の峰」」・「北笠岳」の三峰を、その頭文字から「K3(ケー・スリー)」と呼んでは如何でしょう。3Kだと別のイメージがあるので、やっぱここは「K3」の方がよろしいかと・・・。
さて、本題に入りますが、この辺りの山を歩くと、このような光景をよく見かけます。鹿による食害ですね。以前このブログにも書いたんですが、嘉嶺の峰周辺は、草から灌木などの殆ど食べられ、地面が剥きだし状態になっているのです。ススキ尾根も同様、かなりの草や木が食害にあい、張り巡らされたフェンスも殆どその役目を果たしていない現状です。

本日の登山を終え、車を駐車したところには、この様な無惨な鹿の白骨死体が転がっています。

鹿も生きていくのに一生懸命でしょう。食べなきゃ生きていけないんです。この状態が続けば大きな問題になるのは必定。どこかで生態系のバランスが崩れかけているのは事実です。終戦後日本という国が、余りにも第一次産業を軽視しすぎてきた結果なのか?目先のもうけ話に飛びついた結果なのか?よくは解りません。登山を生業とする者にとって、これらの現状は由々しき事の一つに思います。
山楽塾 http://www.sanrakujuku.com/
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