4月30日?5月2日まで、御在所・藤内小屋の凸凹スキー隊のメンバーの一部(4名)で、新潟県糸魚川市にある「白馬岳蓮華温泉ロッジ」にスキーツアーに行ってきました。
出発点の栂池スキー場で幕営し、ゴンドラやロープウエイを乗り継ぎ、栂池自然園へ。そこからスキーにシールを装着し、雪面をひたすら登ります。
着いた所が「天狗原」。標高2220mです。天気は快晴で後立山や妙高方面の山並みまで見渡せます。ここまで登ってくると、周りはツアースキーヤーばかりです。中休止の後、白馬乗鞍岳を左に見ながら、振子沢の分岐を目指して北上します。そこまでは緩斜面で気持ちよく滑降することが出来ます。振子沢に入って、沢を下っていくと斜面はだんだん厳しくなってきます。当然雪質も悪くなってきます。

やっとの思いで「白馬岳蓮華温泉ロッジ」に到着。チェックインの後、源泉に行くことに。源泉はロッジから15分ほど登ったところにあるのですが、4m四方の木組みの枠があるだけの露天風呂です。当然更衣室などはありません。それでも目の前に雪を被った後立山連峰北部の山々を見ながら入る温泉は最高ですね。全く至福の時です。ビールを持って来なかったことが悔やまれました。
2日目、蓮華温泉を後にするのですが、角小屋峠の先の雪面状況が良くないため、雪に埋もれたバス道を下ることになりました。これがまたしんどい!雪質は悪く、所々雪が無くなっていたり、またとんでもない斜面を真横に滑ったり歩いたりと。おまけにバス道なので道のりがずいぶん長くなります。四苦八苦の末、1時過ぎに「木地屋」に到着しました。

ここが穏やかな山里でとても良いんです。ツクシやふきのとうが出ていて、桜など春の花が咲き誇っているのです。予約しておいたタクシーに乗り、車を駐めてある栂池スキー場の駐車上に向かいました。
不自然な格好での登高や滑降で体のあちこちで筋肉が悲鳴を上げていますが、天候にも恵まれ、自然を満喫してきました。夏にはバイクで源泉に入りに来るのも良いし、ここをベースに後立山北部の山々を巡るのも良いでしょう。
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