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利尻・礼文の山旅?4(利尻山登頂)

 いよいよ今回の山旅のメイン、利尻山登頂です。
 朝の4時45分に宿を出発し、登り始めたのは5時15分頃。前半は北海道特有の原生林の中を登っていきます。6合目辺りから、大きな樹木はなくなり、ダケカンバやハイマツなど高山特有の木々に変わってきます。8合目付近にある長官山。どういう訳かカラスの軍団が我が物顔で飛び交っています。袋状の物はヘリで荷揚げした登山道補修用の資材です。中には石まで入っているんですよ、これが。

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 この辺りからガスに覆われ、視界も芳しくありません。そのような中、避難小屋に寝泊まりしながら、登山道を修復している人たちに会いました。思わず「ご苦労様」と。例え仕事とはいえ頭の下がる思いです。それにしても火山による山で、崩壊は凄まじいものがあります。伯耆大山や富士山でも同じ事がいえると思うんですが、この山も自然界の外的営力に加え、人間(登山)による崩壊も進んでいる現状があります。我々登山界に身を置く者として、何やら大きな課題を突きつけられているような気がします。

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 やっとも思い出山頂へ。奇しくもガスが次第に薄くなり、視界も開けるようになってきました。これも普段の心がけかな?この岩は、利尻山名物の「ローソク岩」です。利尻山の周辺はもちろんのこと、礼文島や対岸の稚内方面、南には天売島や焼尻島まで。さすがサハリンは見ることは叶いませんでした。

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 下山は沓形コースを降りましたが、とにかくこのコースは大変です。「親不知・子不知」とか「背負子投げ」のような恐ろしげな名前が付いている難所があります。すれ違ったのは2人だけ。どうにか9合目の三眺山にたどり着いたら、そこに待っていたのはこのコースでしか見られないすごい光景でした。

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 火山の持つ荒々しい岩峰や岩稜が目を引きつけて止みません。これまでいろいろな山に登り、その山の持つすごい光景を見てきましたが、ここも引けを取らない所です。嗚呼、感動!沓形コースを取って良かった。(自己満足)

 粘土質で滑りやすい登山道を四苦八苦しながら、登山口までたどり着きました。この山も例外なく登山道の荒れがが目につきます。そしてそれに対応する人々が存在し、日本の山は成り立っているのでしょう。遠くから眺めていて、きれいで精悍な山でも、入ってみるとその現状は・・・・。

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