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残暑厳しき独標で

 今回は、5人の方と西穂・独標です。教文の登山教室としては初めての試みで、山小屋泊の北アルプスです。登山口までの移動手段は、久々の公共交通機関を使いました。

 初日は、ガスに覆われて展望はほとんど0状態。しかも2000mを超えても下界と殆ど変わらない蒸し暑さ。一寸がっかりかな。

 二日目は朝からピーカンで、遠く富士山まで見ることが出ました。でも、夏の日差しが容赦なく照りつけ、太陽の高度と比例して気温が上昇していくのがよく解りました。
 今回の目的地「西穂高・独標」へ。360度の展望が楽しめました。上高地、甲斐駒や仙丈、乗鞍に焼岳、遠くに白山、そして眼前には、穂高連峰の山々が・・・。集合写真のバックは飛騨の名峰「笠ヶ岳」です。

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 この山は、「ジャンダルム」その左には飛騨尾根・T1フランケと。そういえば数年前に岳友と何度も挑戦し、吹雪や強風、体調不良など様々な障害に遭い、そのたびに引き返し、やっとの思いで登ることの出来た因縁の山でもあります。
 
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 最近、某TV局が簡単(そうに)に放映したためか、気軽にアタックする人が増えたようで、危惧しています。ここはある程度熟練し、体力もそれなりにある登山者だけに許されたルートだと思いますよ。
 土曜日で、天候も良かったせいか、とにかくこの日は登山者がいっぱいでした。中にはかなりの軽装の人も結構いましたね。もし、天候の急変やその他様々な不測の事態が起きたとき、どうするんでしょうね。この頃、鈴鹿山系でも遭難事故が多発しています。あんまり山を甘く見ない方が良いと思うんですが・・・・。

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