例年のことですが、今年の夏山でもいろいろ遭難事故が起こっています。
秩父山系の沢で起きた3重遭難事故。何か背中に冷たいモノが走るのを感じました。特に3回目の日テレのカメラマン達の遭難は、なんかすっきりしないものがあります。警察などが捜査し、真相が究明されるとは思いますが、何故危険と分かっていても、行ってしまうのかなあ?他社に負けないような良い絵を撮りたい、そういう心理が働いたのでしょうか?
日高山脈での遭難。幸い無事に救出されて、ある意味昨年のトムラウシでの事故の教訓が生かされたように思います。でも、山の天気はある程度予想がつきます。悪天候が予想されるのなら、決して無理は禁物でしょう。
「山は怖いモノ」だから山では謙虚さが肝要だと思います。自然には絶対に勝てないんだから!触らぬ神に祟りなしですよ。
今、夏山本番。これから大きな遭難事故が起きないよう願います。
山楽塾 http://www.sanrakujuku.com/
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