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酷暑の鬼ヶ牙・臼杵山

 この夏、剱岳にチャレンジされる女性を、「岩稜の練習に」と鬼ヶ牙と臼杵山にご案内しました。この猛暑続きで、早朝出発にしたのですが、朝から強い日差しが容赦なく照りつけ、しかもいきなりの急登。全身から汗が噴き出します。
 鬼ヶ牙手前から、念のためショートロープで、頭にはヘルメットを。

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 長坂の頭から県境稜線、そして臼杵山と結構きついアップダウンを繰り返します。この暑さのせいで、ペースダウンはやむを得ません。首に巻いたタオルは汗を吸い過ぎて重くなってくるし・・・。一寸バテ気味、というか熱中症の初期症状かな?
 もうすぐ駐車場に到着という寸前に、沢があったので当然給水をします。この時、持参していた水分は空の状態でした。
 やっぱりこの時期(猛暑の中)の鈴鹿山系はきついですね。それと摂取する水分は十分用意しておくこと。つまり出て行く水分(汗)は中途半端じゃないということを念頭に置かねばなりません。

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やっぱり北海道?5(JRの駅?2)

 またまた鉄ちゃんですが、今回はどうしても「長万部駅」の「かにめし」が食べたくて、雨の国道5号線を南へ走りました。駅前の食堂に「かにめし」の幟が立っていたので入ってみたら、駅弁と同じ内容だそうで、お重に入ったかにめしを注文することにしました。

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 ご飯の上にカニのそぼろ?のようなモノがのっており、結構いいける味でした。トッピングされた椎茸の佃煮もなぜか素朴で旨かったなあ。

 「長万部」という駅名に釣られて、駅構内を散策しました。ここは室蘭本線と函館本線が分岐するところで、交通の要所なんです。でも今は、飛行機にその座を奪われたのか、なんか寂しい感じが漂っている感じです。

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 それでも、振り子式のディーゼル特急(北斗)が轟音を立て、快走していきます。昔はたくさんの蒸気機関車が客車や貨車を牽引していて、さぞかし賑わったのでしょう。その面影は、赤く錆びたたくさんのレールが物語っているようです。
 1両連結?ローカル列車が、ホームを離れていきます。なんか哀愁を誘いながら・・・。

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大人の夢

 以前にもブログに掲載したと思いますが、バイク仲間のTさんのライダーカフェが7月6日に開店したので、今日はバイク仲間(11台・12人)で、にぎやかしに行きました。
 途中、WさんのR100は、リアホイルのナットがゆるんでいるし、KさんのR1100はオイルが漏れているし・・・・、と何だかトラブルを抱えながらの訪問になりました。
 ところでTさんのライダーカフェは、奈良県御杖村の国道369号線沿いにあります。名前は「ワイルド・チェリー」→(店内に山楽塾のポスターやちらしがあるので、よろしくお願いします)

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 結構田舎ですが、空気が旨く、自然豊かなところにあります。ここのカレーは是非、ご賞味あれ。そんじょそこらのカレーとは違いまっせ。煮込み方や煮込みにかけている時間が違うんでしょう。
 まあ、奈良の御杖村R369をお通りの時は、足を止めてみてください。
 オイル漏れのKさんのバイクも無事に迎えのトラックに乗せたし・・・。我々は引き上げることにしました。

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やっぱり北海道?4(JRの駅?1)

 北海道の魅力の一つに「駅」があります。特に難読や珍しい駅名があるんです。今回は、久々にプチ鉄ちゃんになって、レポートします。
 ここにあるのは函館本線(といってもかなりのローカル線ですが)にある「昆布」という駅。そういえば根室本線には「昆布盛(こんぶもり)」という駅があったなあ。
 北海道を走っているとおもしろい地名や駅名が出てきます。元々アイヌ語を無理矢理漢字に当てはめたものや、本土などから移住した人たちの出身地の地名をそのまま使っているのもあります。
 特に、駅名は難読・珍名が多く、それが北海道の旅情をかき立てているような気がします。

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 この猫は、同じ函館本線の「比羅夫」で見かけました。
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 近寄って、カメラを向けても逃げることもなく悠然としている・・・。かなり年老いている猫のようですが、何かしら悟りの境地に入っている、そんな猫でありました。

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やっぱり北海道?3(羊蹄山とは)

 蝦夷富士といわれる羊蹄山。本当は後方羊蹄山と書いて、「しりべしやま」と言うそうです。
 今年の3月、ニセコアンヌプリへ滑りに行ったときや、2年ほど前にバイクで北海道を走ったときから気になっていた山です。きれいな成層火山で、鹿児島の開聞岳同様周辺からはいつも目に入ってくる山なんですね。
 朝6時頃、登山口(倶知安側)を出発。2組の団体を追い抜いていくと、辺りは北海道独特の原生林の中。ふと気がつくと周りには誰もいなくていました。湿気の多い空気の中、単調な登山道をただひたすら登っていきます。
 次第にダケカンバやハイマツ出てきます。9合目からは、避難小屋へ様子を見に行きました。小屋の管理人さんと言葉を交わし、真狩側から山頂を目指します。この辺りから、高山植物達が可憐な姿を見せてくれます。

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 これはその一つ、多分「イワブクロ」じゃないでしょうか?この様な大群落を形成するのです。これらも見ものなんですよね。その他紹介しきれないほどの花達が咲き誇っているんです。

 これは、父釜といわれる火口です。結構大きいんですよ。一周すると1時間ほどかかります。しかも半分は岩稜で結構厳しいかな?こういう所が蝦夷富士たる所以なんでしょう。

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 ガスに覆われた山道を下山します。また登山道が湿った土で結構滑るんです。そういえば暑寒別岳の山道も結構滑りました。展望がきかないので、ただ降りるだけです。黙々と・・・・。登山口の駐車場へ着いたのが午後2時。ざっと8時間の行程でした。標高差は1600mくらいあったと思います。感想は、頂上付近の高山植物は良かったけど、たたひたすら登り、ただひたすら降りた、そんな印象の山でした。

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やっぱり北海道?2(暑寒別にて)

 天気がイマイチだったけど、暑寒別岳(日本200名山・1491m)に登りました。雲がかかっていて展望は期待できないので、花がよく見られる箸別コースを行くことにしました。
 駐車場から出発と同時に蚊の大群の襲来です。北海道の蚊のすごさは知っていたけど、今回のはそれ以上。とにかくしつこいったら・・・。止まるとやられるので、おちおち休憩はもちろん、写真撮影もままならない状態なんです。
8合目を過ぎた辺りから蚊の大群から解放されました。と同時に噂通りの高山植物たちがお出迎えです。

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 やっぱり来てよかった。ところで、山頂で何人かの登山者と話していたら、ある男性から、「何処からみえたの・・・?」と。三重の・・・津市の・・・と答えていたら、何とその方は近くの人だったんです。何と奇遇なことで!まさか北海道の暑寒別の山頂で出会うなんて。これもご縁ですかね。

 そこで、一緒に下山することになりました。下山途中は、登りほど蚊に悩まされることはありませんでした。
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 登山中にも気がついていたんですが、一合目や二合目を道標が壊されているんですね。これってヒグマなんでしょうか?そうとしか考えられないんですが。一瞬背中にゾクッとするモノが走りました。

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やっぱり北海道?1

 先日、北海道へ行ってきました。今回は、一応北海道の山々の下見や現地調査、情報収集が目的でした。
例のごとく、舞鶴港からフェリーに乗り、小樽まで。小樽に着いた夜は、よく行く居酒屋さんへ。
 次の日、増毛へ移動する予定なんですが、時間があったので積丹半島を周回してきました。神威岬ではエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)が咲き誇っていました。他にもシシウドやハマナスなどが・・・。

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 これまで何度も訪れている北海道で、いつも口にすることが出来なかった物に「ハッカク」があります。ハッカクって北海道独特の深海魚なんですね。それが今回やっと口にすることが出来ました。

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焼いても美味しいらしいけど、今回はお刺身で頂きました。見た目は竹麦魚に似て、ちょっとグロテスクな感じ。味は強いて言えばヒラメのエンガワに近いかな。まあ、贅沢な朝ご飯でした。
 これから、北海道・山調査の旅が始まります。

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