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またまた釈迦ヶ岳

 またまた雪の釈迦ヶ岳です。天気予報では晴れとなっていたのですが、現地では細かい雪が降っており、おかげで樹氷を見ることは出来ました。
 今回は、奈良と京都の方お二人を案内しての登山です。コースは庵座谷を登り、中尾根を下りました。例年になく雪は少ないのですが、それでも岩の上や木の根の上にも積雪があり、スムーズには行きません。山頂では展望が全くきかず、前回のように遠くの山並み等の展望を堪能することは出来ませんでした。そして寒いので、そそくさと昼食をすませ、下山することに。

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 庵座谷の上部にある大陰辺りは、花崗岩の岸壁に雪が着き、なかなか見応えのある山容になっていました。何か南八ヶ岳の岩稜の一部のようにも見えます。アルパイン的ですね。
 中尾根道の途中にある、鳴滝コバ辺りでやっと視界が開けてきて、正面に御在所や国見が姿を現し、伊勢平野も見えるようになってきました。もう少し早く晴れてきてくれれば・・・・。後の祭りですね。
 今度は春に行きたいですね。イワカガミやショウジョウバカマ、そしてシロヤシオなどが花を咲かせる頃に。

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近長谷寺の大祭

 18日は、観音さんの命日。2月18日は多気町にある近長谷寺(きんちょうこくじと読みます)で、春季大会式(春の大祭)がありました。このお祭りを見に行くのは、これで2回目になります。
 11時といっても、30分くらい遅れて、祭事が始まりました。荒縄で囲った結界を切り、その中で色々なことが行われます。画像は四方に弓を射て、多分魔除けじゃないかな?

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 この後、紫灯護摩やもちまき、火渡り護摩などがありました。餅の餅米は、このお寺のしたにある「車田」で収穫されたそうです。境内に建てられたテントでは、うどんや甘酒、色々なお餅を初め、多気町も名産品などの販売を行っていました。
 帰ったら、花粉症状が激しくなり、結局次の日は近くの耳鼻咽喉科に行くことになりました。

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臼杵岩

 登山教室などで、簡単な岩場での練習をするのにいい場所を探しに行きました。

 行った先は、亀山市にある石水渓周辺の山です。まず、鬼が牙の上に出て、そこから長石の頭、臼杵山と周回してきました。この辺りは、標高は低いけど。花崗岩の岩や尾根があるところです。

 画像は、臼杵山近くの「臼杵岩」。花崗岩で出来た岩で、その周辺はけっこう急登の狭い尾根があります。ここならちょっとした自然物を保持しながらの、三点支持の練習にいいかな?見晴らしもいいし。

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雪の綿向?2

 悪天候で一日延期した「綿向山」での雪山講習会。今回の参加者は8名です。貸し切りのバスで行ったのですが、天気が良くなったのか、ものすごい人で駐車場にも入れず、予定外の所にバスを駐め、別ルートで綿向山に向かいました。周りは雪の山が持つ素晴らしい光景です。

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 雪の感触を感じてもらうため、林道を登っていきした。途中から山道へ入りましたが、かなりの人数でごった返していました。アイゼン装着後、5合目の小屋まで登っていったのですが、案の定大混雑。7合目の行者コバも同様でした。40人ぐらいの集団がいるのですが、これが移動するモノですからもう大変。集団への支持は徹底していないし、誰がリーダーやらはっきりしないみたい。40人近くもいたら、パーティーを3?4分割して、行動しないと、大変なんです。その辺りを全く理解していない集団だと思いました。
 こんな集団に着いていたら、とんでもないとばっちりを食いそうなので、7合目で昼食を摂り、その付近の雪の斜面を使って「キックステップ」など雪山の基本的な登降のやり方を講習しました。その後予定よりかなり遅れていたので、今回は山頂を踏むことは諦めて、下山することにしました。あんな大集団がいたら、山頂も大変な状態のなっていた事でしょう。
 ほぼ予定通りに下山し、帰路についたのですが、一応に参加された方は雪山に満足されたみたいで、ホットしました。また、色々な教訓も体感されたと思います。

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