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晩秋の伊勢志摩路

 久々の「グッドフェローズ」のマスツーリング。行き先は志摩にある「マザーロードカフェ」です。内宮は宇治橋の掛け替えなどで混雑が予想されるので、鳥羽からパールロード経由で走りました。今回は参加バイクが十数台なので、全車は駐車場に入れず、一部は路上駐車となりました。相変わらずバイク乗りのオアシスなんですね。いるだけで何か楽しくなってきます。オッ!薪ストーブにも火が入っている・・・・。

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 その後、再びパールロードを走りました。というのも、途中で焼き牡蠣を食べようということになったのです。6個で500円也。やっぱり旨い!ビールが欲しくなってくるけど、ここは我慢で、美味しく焼き牡蠣を食べました。
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 どう?美味しそうでしょう。グリコーゲンたっぷり。これもツーリングの楽しみの一つなんですよ。

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 深まりゆく秋、と言うよりそろそろ初冬かな。日暮れの早い道路を家路に向かいました。

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野登山ガイディング

 今回は、若い人4人のガイディングです。初心者の方がほとんどなので、なるべく安全性を考えて、亀山市と鈴鹿市の間にある「野登山(851.6m)」にしました。この山は、山頂に大きなアンテナが建っていたり、「鶏足山野登寺」というお寺があります。昔の人ってすごいですね、こんな山の山頂近くにお寺を建てるなんて・・・・。いろいろな山に登っていると、宗教の力のすごさを感じます。
 今回は、やまがらすの実写画像を掲載します。多分初めてではないでしょうか?というのも、某登山用品メーカーととタイアップしていて、ガイディング等の時は、これらのウエアをなるべく着用するようにしているのです。ここでは「ちゃんと着ていますよ!」という事を示しておかないと・・・・。

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 野登山は、もう紅葉はほとんど終わりかけていました。紅葉前線は、確実に南下しているようです。そうなってくると、12月中頃までは尾鷲方面の山で紅葉を楽しめるんじゃないかな?散りゆく紅葉を眺めながらの日だまりハイクになるでしょう。
 このブログを見ている方、よかったらご案内しますよ。

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岩手山

 雨も上がり今日は晴れ。念願の岩手山に挑戦します。馬返しから登り、焼走りへ下りるコースです。よって、Oさんと一緒に焼走りに行き、そこへ私の車を駐め、馬返しまでOさんの車に同乗。標高差は約1400mオーバー。とにかく登山口からひたすら登るしかありません。登りっぱなしの登山道を上っていき、八合目にはこの様な立派な避難小屋があります。
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 避難小屋からさらに登っていくと、お鉢つまり火口の縁につきます。火口の縁には石仏が安置され、火口内には祠があり、まさに宗教上の山ということが分かります。また、小さいのですが厚い火山ガスのようなものを噴出しているところがあり、岩手山は生きているということが分かります。
 さすが2000mを越える山、上部の方は積雪があり、木々や岩には「エビのシッポ」が見られました。
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 焼走りまでは長い下りが続きます。途中、日本一といわれるコマクサの群生地があるのですが、この時期はすっかり枯れていました。来年の初夏に来ると可憐なピンク色の花が見られるでしょう。とにかく嫌になるほど長い下りが続きますが、高度に応じて植生が変化していくのがよく分かります。
 やっとの思いで、焼走りの駐車場に着きました。ここには国の特別天然記念物の大規模な溶岩流があります。
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 駐車場付近から岩手山に沈もうとする太陽を撮りました。ダイアモンド富士とまではいかないけど、均整のとれた形の山(見る方向によって異なりますが)で、南部富士といわれることがよく分かります。これで今回予定していた東北北部の4座には登ることが出来ました。その後明朝のフェリーに乗るため、秋田に向かって車を走らせました。
 次は、月山や蔵王など東北南部の山に行きたいなあ。

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秋の奥州路

 雨は依然降り続いています。よって、今日の山行(岩手山)は延期とし、観光の方に切り替えました。行き先は平泉(学生の頃一度訪れたことがあります)と花巻です。
 東北道を南下し、まず平泉の「高館」へ。ここは悲劇の武将「源義経」の最期の地と伝えられています。眼前には北上川が蕩々と流れていて、いい所なんです。次に毛越寺に行きました。前に来たときより駅前やその周辺はきれいに整備されていました。この画像の紅葉は、毛越寺の庭園で撮影したものですが、今が最もきれいな時です。
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 次に中尊寺。当然金色堂となるのですが、とにかく観光客の多さには閉口しました。そそくさと中尊寺を後にして、花巻に向かいました。途中、名物の「盛岡冷麺」を食べたのですが、あのゴムのような食感の麺はちょっと・・・・。岩手の人ごめんなさい。
 花巻では時間の関係で「宮沢賢治記念館」のみとなりました。宮沢賢治は、教師をしていた頃、よく教材にした人物で、彼の作品「セロ弾きのゴーシュ」や「虔十公園林」「よだかの星」「なめとこ山の熊」を劇化し、取り組んだものです。
 夕刻Oさんのペンションに戻り、明日は天気がいいので登山の準備にかかりました。明日は今回の山行のメインイベント「岩手山」に挑戦です。

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八幡平

 八幡平でついに雨に降られました。雨といっても初めは霧のようでしたが、次第に本格的な雨なってきたのです。だから「見返り峠」の駐車場に車を駐めて、最短のルート(登山道は完全整備された道)
で八幡平山頂に向かったのです。本来は、ふけの湯などいろいろなルートを歩く予定だったのですが・・・・。
 山頂に向かって登っていくと、観光客を案内している人達がいました。一組目を追い越して、次のグループに近づくと、何とびっくり!ガイドされている人は何処かで見たような・・・。先日東京で知り合いになった安比高原のOさんではないか!しかも今夜からOさんが経営されているペンションへ泊まる予定になっているのです。まさかこんなところでばったり会うとは。まさに「ご縁」ですね。運命的なことを感じました。
 八幡平山頂といってもご覧の通りアオモリトドマツなどの針葉樹に囲まれたところに、見晴台や道標があるだけです。天候が天候なので周りはガスっていて何にも見えません。

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 その夜、Oさんのペンションではキノコ鍋(さすが東北ですね)を囲んで、酒盛りが始まりました。当然内容は山のことです。雨の音は段々激しくなってきました・・・・。  続く

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八甲田山

 八甲田山は広い。というか、八甲田山という名前の山はなく、18峰ある山域を八甲田山と呼んでいるのです。その中の最高峰が「大岳(1585m)」になるんです。
 八甲田山といえば、明治に起きた雪中行軍中の大量遭難で有名ですね。新田次郎が「八甲田山・死の彷徨」という小説を書き、映画化もされました。でも遭難現場は、大岳のような高い山ではなかったようです。
 酸ヶ湯(すがゆ)温泉近くの駐車場に車を駐め、登りだしたところに、この様な標識が建っていました。「日本山脈縦走起点」とあり、日本山脈という言葉を聞くのも見るのも初めてです。とにかく山口県の秋吉台まで5000km。壮大な話ではありませんか。挑戦する人はいるのかな?

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 八甲田山って火山群なんですね。登山道近くからも噴煙を上げ、硫化水素の臭いはしてくるし、あちらこちらには温泉もたくさんあるし・・・・。また、仙人岱からさらに登っていくと、この様な「蛇篭」が見られるようになってきます。

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 火山で出来た山なので、風雨に晒され崩壊が進んでいるんですね。この様な山は結構多く、伯耆大山や富士山などにもこの様な光景が見られます。何か哀れな感じもしますが、諸事情を考えるとこれも致し方ないことでしょう。
 それでも、山頂からの眺めや、途中にある毛無岱の湿原はいいものです。機会があれば残雪期の八甲田にも行ってみたいなあと、思います。山スキーを履いて・・・。
 この後、奥入瀬に沿った道で大渋滞に巻き込まれながら、十和田湖や発荷峠を越えて、次の目的地に移動しました。

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岩木山

 先日、約一週間ほど東北北部の山を4座(岩木山・八甲田山・八幡平・岩手山)を駆け足で登ってきました。岩手山は津軽平野の真ん中に聳える山で、どこからでもよく見え、目立つ山です。別名「津軽富士」とも呼ばれているんです。標高は1625mで、八合目まではスカイラインが通っていて、さらに登山用のリフトも完備。誰にでも登れる山ですが、さすが北国にある山で、やまがらすが登ったときは、麓の方は紅葉真っ盛りでしたが、山頂付近は初冬の様相でした。また、成り立ちが火山であるということが、あちらこちらに見られるんです。

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 この画像は、岩木山の麓にある「岩木山神社」から撮ったものですが、社殿は岩木山を背に建てられています。よって本殿に向かって拝むことは、岩木山を拝むことになるのです。この様な神社は全国各地にあり、富士山をご神体とする浅間神社はもっとも最たる神社でしょう。こういうところに森羅万象、自然を神として崇める日本の宗教観を感じます。

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